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パナソニック、「プラズマ開発打ち切り」報道にコメント

「高付加価値製品を中心に開発を続ける」

 パナソニックは18日、一部報道における「2012年度末までにプラズマディスプレイパネル(PDP)の開発を打ち切る」との内容についてコメント。「今後も高付加価値製品を中心に開発を続ける」と否定した。

 報道では、「'12年度末までにPDPの開発を打ち切り、有機ELパネルなどの開発を進める」とされていたが、パナソニックは「当社から発表したものではない。今後もテレビ/非テレビの高付加価値製品を中心に開発を進め、特にテレビ以外のBtoBの比率を高めていく。高付加価値製品のニーズは高い」とコメントしている。

 10月の決算発表時、同社は2012年度の連結業績見通しについて7,650億円の当期純損失へ下方修正。薄型テレビ・パネル事業については、事業のスリム化や非テレビ用途の拡大などを今後の方針として掲げていた。

(中林暁)