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エプソンのHMD「MOVERIO」で、レコーダ録画番組を視聴できる「Twonky Beam」アプリ

 エプソンは、スマートグラスのMOVERIO(モベリオ)「BT-200」用アプリとして、BDレコーダなどの録画番組をストリーミング/ダウンロード視聴できる「Twonky Beam for MOVERIO」を2月27日に無償公開した。

BT-200

 Twonky Beam for MOVERIOは、パケットビデオ製のDLNA/DTCP-IP対応アプリ。「BT-200」または 「BT-200AV」本体でダウンロードすると、ホームネットワーク上にある対応BDレコーダの録画番組などを無線LAN経由で受信してMOVERIOで視聴できる。放送中番組のライブ視聴も可能なほか、microSD/SDHC(最大32GB)への番組持ち出しにも対応。出張や旅行などの移動時でも動画を楽しめる。

Twonky Beam for MOVERIOの説明ページ(MOVERIO Apps Market内)

 MOVERIO BT-200(直販64,797円)は、シースルータイプのスマートグラス/ヘッドマウントディスプレイ(HMD)。目の前の透過ディスプレイ上に映像を表示しながら、背景をそのまま見られることが特徴で、OSにAndroid 4.0を採用。アプリを追加することで機能を拡張できる。Wi-Fi/Miracast対応のHDMI接続用アダプターを同梱したセットの「BT-200AV」は直販83,315円。

 MOVERIO用アプリ開発者向けのサイト「MOVERIO Developer Site」も用意されており、アプリ開発に必要なSDK(Software Development Kit)の入手や、制作したアプリの登録が可能。開発/登録された無償/有償のアプリは、アプリダウンロードサイト「MOVERIO Apps Market」を通じて「BT-200」のユーザーに公開される。

(中林暁)